ロートレックとベル・エポックの巴里-1900年

大分市美術館
終了しました

展覧会概要

「ベル・エポック(美しき時代、良き時代)」。それは19世紀末から20世紀の初頭、技術革新と経済発展を背景に、パリが世界有数の大都市として成長し、「花の都」「芸術の都」として輝かしく、華やかな魅力を放った時代です。
ラウル・デュフィ《電気の精》部分
世紀の節目1900年の万博開催で、祝祭感を極めたパリでは、地下鉄や動く歩道など電気の普及による近代化が進み、映画の上映、ダンスや音楽ホールの開設など、人々は娯楽と大衆文化に彩られたモダンライフを謳歌したのです。
アルフォンス・ミュシャ《サロメ》
この当時のパリの享楽的な雰囲気を象徴する芸術家のひとりが、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901)です。貴族の名家に生まれながら、パリの盛り場モンマルトルに通いつめ、キャバレーやダンス・ホールに集う人々を鋭い観察眼と的確なデッサン力で描いたロートレックは、新しい表現技法の色鮮やかな多色刷石版画で、広告ポスターを芸術の域にまで高め、グラフィック・デザイナーの先駆者として活躍しました。
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《エグランティーヌ嬢一座》
本展では、36歳の若さで人生の幕を下ろしたロートレックをはじめ、ドガやミュシャ、デュフィらの作品300余点を展示し、劇場や盛り場、女性の装い、人々の生活など、華やかなベル・エポックのパリの芸術を紹介します。
アンリ・エヴァンポール《広場にて》
ジュール・シェレ《「虹」フォリー・ベルジュール》

開催概要

 会 期  令和6年4月19日(金曜日)から6月9日(日曜日)まで
 時 間  午前10時から午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
 休 館  令和6年4月22日(月曜日)、30日(火曜日)、5月13日(月曜日)、20日(月曜日)、27日(月曜日)
 観覧料  一般1,200円(1,000円)、高大生900円(700円)中学生以下は無料※()内は前売り、20人以上の団体料金 です。
 ※上記観覧料でコレクション展(常設展)も併せてご覧いただけます。
 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳提示者とその介護者1人は無料です。  
 ※「大分市美術館年間パスポート」がご利用になれます。

 【前売券情報】販売期間:令和6年3月26日(火曜日)~4月18日(木曜日)
販売場所:CNプレイガイド(ファミリーマート店頭)、セブンチケット(セブンイレブン店頭)、ローソンチケット (Lコード:84053)、チケットぴあ ( Pコード:686-902)、大分市美術館、TOSハウジングメッセ、トキハ会館 
 会 場  大分市美術館 企画展示室
 主 催  大分市美術館、TOSテレビ大分、ロートレック展実行委員会
 後 援  大分合同新聞社、エフエム大分、月刊・シティ情報おおいた

「ロートレックとベル・エポックの巴里-1900年」展チラシ表

「ロートレックとベル・エポックの巴里-1900年」展チラシ裏

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