
展覧会概要
竹を主な素材として活動する美術家 長谷川絢と美術家 諫山元貴による二人展です。それぞれの作品が空間で響き合い、竹がもつ新たな可能性を探ります。
本展は、次世代のクリエイター・アーティストの育成および発信の場となる文化施設の機能強化を目的とした「クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業」における「大分発アートプラクティス発信事業―竹/キュレーション・プロデュース MEET BAMBOO PROJECT OITA JAPAN」の一環です。
「大分発アートプラクティス発信事業―竹/キュレーション・プロデュース MEET BAMBOO PROJECT OITA JAPAN」詳細はこちら
![]() 長谷川絢《The movement》2024©NacasaandPartners | ![]() 諌山元貴 個展「BankART Under 35 2021」BankART KAIKO/横浜、2021 photo by TSUZUKI Toru |
展覧会情報
会場:大分市荷揚複合公共施設1階 コモンスペース1
会期:令和7年10月3日(金曜日)から11月16日(日曜日)まで
休館日: なし
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
主催:分市美術館、大分合同新聞社、Meet Bamboo実行委員会 
後援:大分県、別府市、日田市、臼杵市、竹田市、豊後大野市、由布市、NHK大分放送局、OBS大分放送、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送、エフエム大分、J:COM大分ケーブルテレコム、月刊・シティ情報おおいた、NOAS FM、ゆふいんラヂオ局
協力:株式会社SHARE BASE、株式会社CARAVAN
観覧料:無料
助成:文化芸術活動基盤強化基金
作家紹介
![]() | 長谷川絢 神奈川県生まれ。美術家。京都伝統工芸大学校を修了。ベネズエラで竹の加工技術指導に携わる。 改組 新 第4回日本美術展覧会に入選、第22回全国竹芸展で最優秀賞、第60回くらしの中の竹工芸展でグランプリを受賞。2018年「ジャポニスムの150年」展(パリ装飾美術館)、2023年「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」(京都市京セラ美術館)等に出展。現在は大分県竹田市に工房を構える。 |
![]() | 諌山元貴 1987年大分県生まれ、広島県在住。2009年に京都造形芸術大学を卒業、2011年に広島市立大学大学院修了。2014年には吉野石膏美術振興財団の在外研修でベルリンに滞在し、Studio Haegue Yangのレジデンスに参加。「崩壊と複製」をテーマに、制御不能な出来事によって物質が変化する瞬間を映像や立体で表現している。水中で複製物が崩壊していく無音・無編集の映像作品シリーズ で注目され、近年は埼玉県立近代美術館(2023)、高松市美術館(2022)、BankART KAIKO(2021)などで展示。作品は広島市現代美術館、ポモナ大学付属ベントン美術館、高松市美術館などに収蔵されている。 |
関連イベント
Meet Bamboo! コンテンポラリーダンスと竹との出会い
コンテンポラリーダンサー・穴井豪が、展示作品や空間にインスパイアされ、即興的かつ構成的なダンスを披露します。
- 日時:10月19日(日曜日) (1)午前11時~11時15分 (2)午後0時30分~午後1時30分 (3)午後3時30分~午後3時45分 (4)午後5時~午後6時
- 場 所:(1)(2)大分市美術館 (3)(4)大分市荷揚複合公共施設1階 コモンスペース1
- 参加費:(1)(2)大分市美術館特別展「Meet Bamboo!丘の上のコレクションと竹との出会い」展観覧料が必要です
ダンサー紹介
![]() | 穴井豪 ダンスアーティスト・コンテンポラリーダンサー・振付師・ときどき俳優。大分県出身、東京都在住。高知大学理学部在学中にダンスと出会い、卒業後に上京。2004年より北村明子主宰「Leni-Basso」に所属し、17カ国で舞台に立つ中で「アジア人」「日本人」である自分を意識し始める。2009年よりフリーランスに転向し、ミュージカル『ロミオとジュリエット』や『スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース』『新版オグリ』など話題作の振付・出演を担当。2018年「国民文化祭・おおいた」開幕ステージの総合演出や、2021年「東アジア文化都市プロジェクト“ムジカと生きる”」演出も手がける。映像・照明との融合にも挑戦し、空間性と身体性を融合させた作品づくりを続けている。 |




