大分市歴史資料館常設展示室では、大分のあけぼのから近世までの通史展示とくらしの道具、農機具などの常設展示を行っています。
国分寺七重塔(1階ホール)
国の華とされた豊後国分寺七重塔の精密な模型を展示しています。今も国分寺に眠っている礎石や古い記録、現存する塔などを元にして設計し、10分の1の大きさで製作したものです。
高瀬石仏(2階ホール)
大分は摩崖仏の宝庫です。市内各地に点在する摩崖仏の中でも、高瀬石仏は体にヘビを巻きつけた深沙大将というめずらしい仏像が彫られていることで有名です。展示品は原寸大のレプリカです。
大分のあけぼの(第1展示室)
海山の幸を求めて大野川や大分川を望む台地に人々が住みはじめた頃から、米づくりのムラが広がり、青銅器が使われた時代。さらに大規模な古墳を築いた時代が年表にしたがって通観できます。
国分寺と律令の時代(第1展示室)
奈良時代に、仏教の力で国を治めるために建てられた豊後国分寺の全体復元模型からは当時の壮大な様子をうかがうことができます。また遺跡や遺物、木簡などの資料から律令時代の豊後を紹介しています。
大友宗麟と中世(第2展示室)
ゆれ動く乱世に生きた大友宗麟を中心に、ザビエルの来訪をきっかけに広まったキリスト教や西洋文化、また南蛮貿易で繁栄した豊後府内の町の様子などを紹介していきます。
近世の府内(第2展示室)
笠和口門をくぐると江戸時代です。当時は小藩が分立し諸藩の飛び領が複雑に入りまじっていました。府内藩では、万治元年(1658)松平忠昭が府内城に入り、以後廃藩置県まで大給松平家が藩主でした。
くらしの道具と民俗(第2展示室)
ここでは、大分市の民俗行事や、くらしの道具を中心に展示しています。明治から昭和にいたるまでの、日常の道具の変化や私たちの生活様式の移り変わりを紹介しています。
お問い合わせ
大分市歴史資料館
- 住所 〒870-0864 大分市大字国分960-1
- TEL 097-549-0880
- FAX 097-549-5766
- 開館時間 9時から17時まで(入館は16時30分まで)
- 休館日 月曜日 但し祝日の場合は開館
また、第1月曜日は開館し、翌火曜日が休館
祝日の翌日 但し土・日曜日の場合は開館
年末年始 12月28日~1月4日 - 観覧料 大人210円(団体150円) 高校生100円(団体50円)
中学生以下 無料 ※団体は20名以上
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳
の交付を受けている方とその介護者1名は無料。
◎入館時に受付で手帳を提示してください。
※特別展開催中は別料金となる場合があります。 - 大分市歴史資料館ホームページ