御城下絵図

「御城下絵図」(大分市歴史資料館所蔵・大分市指定有形文化財)は、大給松平氏が府内藩主であった江戸時代中期の府内城下の様子を描いた絵巻物です。「浜の市」の見物に行く藩主の行列を中心に、四重の天守がそびえる府内城、塩九升口・堀川口と呼ばれた城下への出入り口、住吉社・春日社などの神社仏閣、蓬莱山・笠結島など府内近郊の景観が約30メートルにわたり描かれています。

 絵巻の主題である「浜の市」は、柞原八幡宮の放生会に伴う祭礼市であり、他国の商人も訪れ、讃岐金比羅の金市、安芸宮島の船の市と並ぶ西日本の三大市に数えられていました。人寄せのための芝居・相撲・見せ物小屋・花火などの興行もたち、大変なにぎわいをみせたと伝えられています。

ここでは、「御城下絵図」の象徴的な場面の高精細画像を解説付きでご覧いただけます。
約300年前の府内城下町をご堪能ください。

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